バレエ発祥の地であるヨーロッパの伝統ある国立や王立のバレエ学校では年齢に応じたカリキュラムでゆっくりと正確なクラシックバレエの基礎を学びます。そして正しい訓練を重ね、しっかりとした強い筋肉と体が出来上がる12~3歳頃まではトゥーシューズを決して履かせません。そして適齢になりトゥーシューズを履いてからもいきなり無理な練習はしません。最初は1週間に1回、次第に5日に1回、3日に1回と訓練回数を増やし徐々に慣れ、足の筋肉を強くしていくことで、きれいに正しくトゥーシューズで立てるようになるのです。皆様に1番お伝えしたい事は、トゥーシューズをただ足に履くということ、そして履いたけれど、膝がくの字に曲がってまっすぐ立てないと言う事と、トゥーシューズを履いて正しく立てる、そして踊ることが出来るということは全く別物なのです。絵菜バレエスタジオのメーセージは「憧れだけでトゥーシューズを履く危険は絶対冒さないで頂きたい」という事です。
絵菜バレエスタジオでは現在、ヨーロッパでも屈指の規模と伝統をもつドイツ国立ベルリンバレエ学校と相互協力をしています。絵菜バレエスクールは、現在4期生の生徒がプロのバレエダンサーを目指して厳しいレッスンをしています。ここまで成長するには長い年月と正確な訓練が必要ですが、まずベビークラスの間に音楽を聴いて、楽しく体を動かすことに慣れ親しみ、初級クラスから中級クラスにかけてゆっくり、正確にワガノワメソッドでクラッシックバレエの基礎を学んでいきます。そして、ベルリンバレエ学校におけるバレエ教育同様、中級クラス小学6年生の中頃から少しずつトゥーシューズの練習を始めます。勿論、体力、筋力、身体能力などの個人差はありますが上級クラス中学1年生の頃には全員がトゥーシューズを正しく履けるように指導をいたします。
今日の舞台で初めてトゥーシューズでの踊りを披露する13名は上級クラスの中学1年生です。彼女達もきっと長い間トゥーシューズを履くのを待ち続けていたことでしょう。この内の数名は絵菜バレエスタジオのベビークラスでバレエを習い始め今年4月に念願の上級クラスとなりました。トゥーシューズを履き始めてまだ半年ほどの彼女達ですが、長いあいだ待ち続けてきたトゥーシューズへの深い思いと、中級クラスでしっかりと培ってきたバレエの基礎が功を奏し、こんなにもきれいに立てるようになりました。では暖かく見守りながら御覧下さいますようおねがいいたします。